シンプルなファスナー付きペンケースの作り方
|ファスナーを使ったペンケースを作りました。
これの型紙は作っていません。ただの長方形ですからw
材料は23?×11cm×1.5?厚の革を2枚、20?ファスナー。
(それと、写真左の3?×3?の革タグ、ファスナーつまみ部の革などお好みで)
実は今回作ったのは革の長さを23?でなく21.5?としてしまったのでファスナーに対して革の長さが足りませんでした。真似して作られる方のために上記材料寸法は修正して表記しました。
制作順序
- 床面(裏地の処理)、コバの仕上げ
- ファスナー縫う
- 裏地を表にして周りを縫う
製作過程
1-1 ファスナーの縫い代を5?にするので、ディバイダーを5?にセットして縫い線を付けます。
2枚分の縫い線を引き終わったところ。
1-2 床面に「トコノール」を塗ります。これを塗ると毛羽立ちを防ぐことが出来ます。
1-3 ガラスで力を入れて擦ると落ち着きます。
ファスナーの縫い代は避けて塗りましょう。接着剤の力が奪われますので。
1-4 ファスナー部のコバは表に出るのでファスナーを付ける前に仕上げておきます。コバスーパーを塗布しました。
2-1 ファスナーを縫うので、まず縫い線をケガキます。ディバイダーを3?にセットしました。
2-2 ケガキ線に沿って目打ちを打ち込んで縫い目を開けていきます。
菱目打ちで縫い穴を空け終わったところ。
2-3 ファスナーを接着します。革、とファスナーの両方にゴム糊を塗布します。
乾くまで待ちます。(普通は待ちきれずフーフーしちゃいますがw)
2-4 ファスナーを貼り付けます。ここは慎重にライン通りに張ります。
2-5 ファスナー部を縫います。糸は縫う距離の約4倍(ここでは80?位)取ります。
ファスナーの両側を縫い上げます。
3-1 革の裏側の3辺に3?幅でケガキ線を入れます。(1枚でよい)
3-2 革の表面に3?幅で接着するためのケガキ線を入れます。(2枚とも)
3-3 接着力をupするため、接着面を削って荒らします。
3-4 ゴム糊を2枚とも塗布します。
3-5 革を張り合わせます。
タグはファスナーを開き口近くの位置にセットして一緒に接着しました。
3-6 ケガキ線に沿って菱目打ちで縫い穴をあけていきます。
3-7 革の3辺を縫います。最初は2重縫いして補強します。
縫い終わればほぼ完成です。
3-8 裏表をひっくり返して完成です。
今回の反省点
- ファスナーに対して革が短かった。布製のペンケースを参考にしたが、革の厚みと硬さを考慮しなければならない。
- 裏返すとき、角部はとても大変だった。下記写真程度のだぶつきではあるが。R15?ほどとっていればきれいに裏返せたかもしれない。
参考にし作りました!
ありがとうございます^^