スーツケース用の名札
|スーツケースを目立たせたい目的で名札を作ってみた。
2枚の革を貼り合せただけというあまりにシンプル過ぎるこの名札は初めてレザークラフトをする方にも最適かもしれない。
到着空港の荷物受け取りのターンテーブルで、遠くから自分のスーツケースをすぐに発見出来れば非常に助かるし、他の人が間違って持っていってしまう事故も起きにくい。
革製ネームタグは市販品でも千円くらいで売られているアイテムだが、地味なものばかりなのでどうせ自作するなら目立つようになるべく派手な色使いで作ってみた。
パパの家には頂き物で派手な色のハギレが沢山あって、実は使い道に困っていた。(ラメ入りの革なんて何に使うんだろ・・・?)
革屋に行ってもこの手の派手ハギレはとても安く売られている ^^;
スーツケース用の名札は離れたところから中が読めないようにフラップのような蓋をするのが一般的なのだが柔らかいとすぐめくれてしまうので、たぶん硬めの革がお勧めだ。
今回使った革はカバンとかの袋物用らしく非常に柔らかかった。で、蓋がめくれやすいので適当にめくれ防止帯も付けみたら派手さとオリジナリティが出てきていい感じだ。
レザークラフトマンを目指す貴殿がこの写真を見て恐らく思うことは
切り方がきたない、コバ処理してない、全体的に大雑把・・・・・
この名札は
遠くから見て目立つこと
これが使命なので近くで手に取り観賞するブツではない。1回でも使えば千切れるくらい過酷な環境に晒されて汚くなることを想定している。気軽に速く作製出来ればよい。とりあえず来週香港に行くので帰ってきたら状態をアップします。
さて、それでは蓋をめくると・・・・
めくれ防止帯が邪魔で読めない。
まあこうやって読んでいただきましょう。
ベルト
ベルトは幅20?で金具を一切使わず、切れ込みを入れてくぐらせるだけというこれまたシンプル。
・・・色違いで黄色バージョンも作ってみた。スーツケースの色に対して補色の革を選んだほうがいいですね。
名札の中に入る名刺
このネームタグは名刺がちょうど入るような大きさにしたのだが、記載するのは英語表記がいいらしい。
そんな名刺持っていなかったので、WORDで作成してみる。
[wpdm_file id=6]
ちなみに「 name&adress Please take out this paper. 」 というのは「 名前と住所は紙を取り出して見てね♪ 」と言う意味で、蓋をめくってもまだ名前が分からないようにしたい方向けにこの紙を表面にして2枚目に名前住所の紙を入れる場合に対応してみた。(こちらを参考にさせてもらいました)
オリジナル革タグ、おすすめです 😉